国鉄1980年の日本交通社(JTB)時刻表の買取り

家を片付けていたら古い時刻表が出てきました。

【昔の時刻表って買取りできる?】

現在では使えない国鉄時代の時刻表って買取りできるの?

そんな疑問にお答えします。

結論→買取可能です。

『1980年10月国鉄監修時刻表』

書名:1980年10月国鉄監修時刻表●全国ダイヤ大改正号
発行:日本交通公社

【時刻表の歴史】

時刻表の役割と言うのは列車の出発時刻や到着時刻などを把握するモノで、日本に鉄道が誕生(新橋〜横浜)した明治5年から発行されていると言われています。

【時刻表にも種類があります。】

では、どんな時刻表が買取りできるのでしょうか?

まず時刻表と言っても本、冊子タイプのモノが一般的で現在時刻表の買取りを検討されている方の95%は紙媒体の時刻表ではないでしょうか。

紙以外に時刻表があるの?と言う疑問では、駅などに掲出されている板タイプのモノも時刻表に含まれる弊社ではこう言った形の時刻表も買取り対象とさせていただいています。

こう言った駅に掲出されていた時刻表は鉄道イベントなどで売り出されることが多いですね。

【でも今使うのは無理でしょ?】

ただ、現在では使えないでしょう?と言う声に対し。

はい、ダイヤ改正により新登場する列車や廃止される路線などがあり現在の移動手段として昔の時刻表を使う事には現実的ではありません。

では、なぜ古い時刻表に価値があるのか?

【当時の記録として】

それは、時刻表には現在では現存しない列車ダイヤや編成、時刻をその当時の記録として見る事ができます。

珍しいところでは『ひかり&食堂車』と言うコーナーでは当時の食事メニューや値段などが書かれており、時刻表を眺めるだけで旅情気分を味わう事ができるのです。

鉄道マニア界には時刻表妄想鉄と言うジャンルもあるのです。

【時刻表のまとめ】

時刻表は月単位で発行されており、最初にお伝えした様に明治5年、鉄道が誕生してから鉄道の歴史と共に時刻表は歩んできました。

今ではスマートフォンのアプリで簡単に行き先から到着時刻、料金などかんたんに分かりますが当時は行き先の把握、乗り換え駅、料金などを時刻表を使って把握していたのですね。

歴史を感じる事のできる時刻表買取りをお待ちしております。
※鉄道書店では1987年のJRに変わって以降の時刻表の買取りは停止させていただいております。JR以降の時刻表の流通量が多過ぎて集まり過ぎてしまうからです。