鉄道の切符、硬券(入場券)の魅力について語ってみた

入場券とは、駅の改札内に入場するための切符です。

自動改札機に通せないという理由からJR全駅で硬券は廃止されているために、

今、地方の私鉄でしか見られることがなくなった硬券切符に注目が集まっています。

しかし記念切符として特に入場券は、硬券で販売されることが多くあります。

2021年3月にJR岡山駅で、JR山陽線岡山―広島県尾道開通130年記念の硬券記念入場券のセットが販売され話題になりました。

このように人気の高い、硬券入場券の魅力について解説します。

入場券の歴史

日本で初めて鉄道の入場券を販売したのは、1897年(明治30年)の山陽鉄道とされています。

それ以降、自動券売機の登場により、入場券も軟券になりました。

最近は、廃止される駅も多くなりましたが、みどりの窓口でも入場券は購入できます。

みどりの窓口で購入できる入場券は「軟券」に分類されますが、超耐久感熱紙のため券売機の切符よりも保存性に優れています。

SuicaなどのICカード式乗車券などを利用している方は原則として乗車券類として分類されるため、かつては入場券の代わりに利用することはできませんでした。

が、JR東日本では2021年3月から「タッチでエキナカ」を導入しました。

Suicaエリア内の同一駅において2時間以内の入出場する場合は、チャージ残高から等外駅の入場券と同額を自動的に差し引かれます。

入場券の使われ方

入場券は一般に時間制限が設けられており、発売時刻から2時間以内となっている鉄道会社が多いです。

JRの場合、2時間を超えた場合、超えた時間に対して2時間ことに入場料金が加算されます。

しかし、入場券には、定期入場券というものが存在します。

これは期間内ならば時間の制限なく使用することができます。

お仕事の都合などで、頻繁に駅構内の通り抜けを必要とする人などを対象に発行されています。

JRでは1か月間有効でおとな4620円(JR北海道は5920円、JR四国は5120年)、こども2310円(JR北海道は2960円、JR四国は2560円)

他、東京の電車特定区間内の駅や、大阪の電車特定区間内液では料金が異なります。

入場券の一般的な利用方法は以下のようなものです。

  • 家族や知人を駅のホームまで出迎え・見送りにいく
  • エキナカのレストランなどで食事や買い物をする
  • トイレを借りる
  • 好きな電車を間近で見て、写真などを撮る

ということでしたら入場券を利用できます。

が、あくまでも構内に入場するためのものなんので、列車を利用することはできません。

  • 隣の駅まで迎えにいく
  • 知人や家族のために早めに行って、座席を確保する
  • 憧れの列車の座席に座ってみる

などはされた場合、検札などで見つかると割増料金を取られる場合があります。

硬券入場券のあれこれ

  • 常備入場券

駅名、普通入場券の文字、料金が印字されています。

左端に発行年月日

右端には、小児券として販売するときに切り離すガイドラインの斜め線と保管用の丸穴があります。

  • 常備入場券(小児券)

斜めガイドラインで切り離して小児券として使用するものと、「小」の影文字が入ったものがあります。

仕様は各駅によって異なりました。

  • 乗車券併用入場券

昭和48年の8月の規則改定に伴い、乗車券と入場券の併用が可能になっていました。

札幌印刷場の一部の駅で売られていました。

乗車券として用いるか、入場券として用いるかは購入したあと選べるタイプでした。

  • 乗車券代用入場券

最低運賃の切符に、「入場券」の印を押すことで、入場券として使用していました。

こちらは、最低運賃区間でも乗車券として使用することができず、一度押印されてしまうと入場券としてしか使用できませんでした。

  • 記念入場券

昭和50年代から、自動券売機が導入され、硬券の入場券も販売終了する駅が増え始めました。

その一方で、硬券を惜しむ声があがり、来場記念としてD型の横長の切符タイプで写真入りの入場券を発売する駅が多くありました。

現在でもJR北海道の一部の駅で販売されています。

硬券入場券の蒐集の魅力

縁起物としての利用

駅の名前が縁起が良いとして入場券をお守りとして大事に保管するという方もいます。

以下に全国でも人気の縁起の良い駅を紹介します。

  • 「幸福駅」「愛国駅」(北海道、旧広尾線)

2駅を合わせて、「愛の国から幸福へ」という記念乗車券も販売されていました。

広尾線廃止後は地元企業が独自に製作販売しています。

  • 寿駅(山梨県、富士急行大月線)

無人駅のため、駅舎もなく、自動券売機もありませんが、富士急行の有人の各駅の寿駅の入場券を販売しています。

  • 増毛駅(北海道、JR北海道留萌本線)

一部の頭部が寂しくなった方々のお守りとして人気となっていた増毛駅の入場券。

2016年に廃駅となった後も隣の留萌駅の売店などで入場券で販売され、2年で2千枚売れるという人気です。

  • 銭函駅(北海道、JR他移動函館本線)

銭函駅の入場券を財布に入れておくと金運が上がるなどと言われており、宝くじの高額当選や商売繁盛を願う人の聖地となっています。

他にも以下の駅で記念入場券を販売するときがあります。

  • 希望ヶ丘駅、ゆめが丘駅(神奈川県、相模鉄道本線・いずみ野線)
  • 喜入駅(鹿児島県、JR吸収指宿枕崎線)
  • 学駅(徳島県、JR四国徳島線)
  • 学文路駅(和歌山県、南梅高野線)

記念セット入場券

入場券には特別な記念日(ごろがよい日、周年イベントなど)にセット販売されることがあります。

  • 2021年12月11日「大井川本線金谷―千頭間開通90周年 記念入場券セット」500部限定販売

鉄道開通の歴史などの貴重な資料をデザインし、通常取り扱いのない無人駅15駅の入場券をセットした大井川本線全20駅の硬券入場券を完全収録しています。

大井川鉄道 全線開通90年 記念入場券セットを販売|あなたの静岡新聞 (at-s.com)

  • 2021年11月27日「相鉄21000系デビュー記念入場券」販売

 横浜・星川・西谷・二俣川・大和・海老名・いずみ野・湘南台駅の8駅のA型硬券普通入場券をセットにし、21000系の車体色に合わせた「ネイビーブルー」の券面です。

r21-154-h08.pdf (.co.jp)

以下のサイトでは、記念切符や鉄道イベント情報を紹介しています。

記念切符(鉄道イベント情報) – 鉄道コム (tetsudo.com)

また、全国でまだ硬券の入場券を販売している駅は、以下のサイトで紹介しています。

全国硬券入場券発売駅リスト (amebaownd.com)

いかがでしたでしょうか?

ICカードの普及でなかなか硬券切符におめにかかることはなくなりましたが、

入場券は、たびたび記念でセット販売されています。

周年記念には、鉄道の歴史などの解説や沿線鉄道駅の入場券がすべてそろった豪華なセット販売がされることがあります。

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