鉄道書籍の買取り『国鉄客車・貨車ガイドブック』
先日、出張買取りで買取りさせて頂きました書籍の紹介です。
『国鉄客車・貨車ガイドブック』
●本の著者が本物
この本は昭和46年(1971年)に発行された本で著者は国鉄車両設計事務所次長が書かれた本です。
書名:国鉄客車・貨車ガイドブック
著者:卯之木十三/森川克二著
発行:誠文堂新光社
もうゴリゴリの車両に特化した本と言うのが著者からわかりますね。
車両解説に特化した本で車体の細かな大きさや自重、性能など細かく記載がされていて、国鉄時代の車両を調べたい方にとっては大変貴重な書籍です。
●実用性のある書籍
こう言った書籍は一般的な読み物と言うよりも調べ物用としての価値が高いです。
では、いったい誰がこの様な本を買うののでしょうか?
●その実用性のある本は誰が読むのか?
●貨車・客車マニア
●模型作成マニア
●車両知識吸収マニア
と。直ぐに考えて出てきた読者の方々です。
●得た知識は何に使うのか?
知ってどうするの?何か得た知識は生きてくるの?と思われるかもしれませんが、多分普通に生きていく分には使う事の無い知識ではありますが、趣味とはそう言うモノです。
●得た知識の使用用途を考えてみました。
まず、貨車・客車マニアの方はは特定の車両をこよなく愛し鉄道模型でも冷蔵車やレール運搬車などを集められていたりします。
幼少期に馴染みのある車両が貨車・客車だったと言う事が好きになる理由の一つかもしれませんね。
続いて模型製作マニアの方は、模型で貨車・客車を0から作る際の資料として集められる方です。
模型と言っても既製品以外に真鍮など金属で模型をつくる方や、木で模型を作る方、紙で模型をつくる方も見えます。
0から模型を製作される方が縮尺として車体の大きさを調べる為に、この本を買われるのかもしれません。
最後に車両知識吸収マニアの方は、とにかく車両の知識を深めたいと言う方です。
車両の知識をとにかく付けたいと言う方は多くいらっしゃるので、なにをするでも無く純粋に知識として知りたいと言う方も読まれます。
●まとめ
読み物としてでも無く、見るだけでも無く、車両専門のガイドブックとしての機能の書籍は色んな方が色んな思惑を持って読むのです。
著者の方が設計に思い切り携わっていた関係もあり、設計資料としてはかなりレベルの高い書籍です。
鉄道関係で買取りの分野で人気があるのはこう言った車両に特化している書籍でもあるので、買取りに出される際は鉄道書店までご連絡を下さい。