鉄道専門店の買取り勉強方法
こんにちは!
鉄道書店の石川です!
本日は鉄道の知識の付け方、鉄道の勉強の仕方についてお話しさせて頂きます。
鉄道専門店として創業し今年で10年目ですが、この仕事の買取り作業や販売の作業で問題になってくるのは鉄道の知識と言う事になります。
今回のブログは鉄道専門店のお店がどんな形で鉄道の知識を付けているのか?今回鉄道の勉強の仕方についてフォーカスします。
まず。特別な事はしていません。
鉄道の知識を吸収する為に僕自身がやっている事を3つあげると
①本を読む
②動画を見る
③現地現物現実
です。
知識の深め方について解説します。
①鉄道に関わる本を読む。
本にも種類があって図鑑の様に読むと言うより見る本もあれば、写真や図はあまり使わない読み物もあります。
時刻表も読み物部類に入るのかな?
そんな感じで鉄道の本はたくさんありますが、僕個人としては読むよりも見て楽しむ様な図鑑タイプの本が好きで読んでいます。
例えば【特急マーク図鑑】
こちらの本は歴代のブルートレインのヘッドマークや485系や185系、珍しいところだと371系のヘッドマークが収録されています。
『寝台特急さくら』のヘッドマークでも時代やエリアによってデザインが変わる事などが分かりやすく解説してあるので、勉強すると言うより豆知識的な吸収で鉄道の歴史を学ぶ事ができます。
②YouTubeや鉄道DVDで動画を見る。
貨物列車日本縦断ー生活を結ぶ貨物輸送ー昭和43年制作
この動画は国鉄時代の北海道から鹿児島までの貨物列車を追いかけたこの動画が個人的に好きで良く見るのですが、列車にフォーカスしながも人や生活も登場してくるところが。当時の日本の雰囲気を伝えてくれていて好きです。
青函連絡船に貨物列車ごと乗るシーンは乗り物好きにたまらないシーンです。
仕事上、蒸気機関車の運転士の方からの買取りなどで。どの様に使っていたのかわからない装備も動画の中に出てきたりすると『あぁ。こうやって使うんだ』と勉強になったりします。
動画はゴリゴリな鉄道マニア向け動画もあれば、ライト鉄道ユーザー向けの動画もあり、自分の興味ある動画を見て見聞を広めると良いかと思います。
僕も動画をつくっていて、まったり系の鉄道動画『鉄道本舗の社長のちゃんねる』を制作しているので是非チャンネル登録をお願い致します。
③現地現物現実
この言葉はビジネス用語でもあるのですが、今回の知識を付ける意味でも当てはまります。
言葉の意味は鉄道博物館や実際の列車に乗って本物を知ると言う事です。
例えば蒸気機関車時代を知る為に先程の様な当時にタイムスリップする事は出来ませんが静態保存をされている蒸気機関車やイベント列車などで今なお活躍している蒸気機関車を見る事で本物を知る事ができます。
僕の仕事に当てはめると、本物の蒸気機関車のナンバープレートはどの様な汚れ方や傷のつき方をするか?文字の厚みなど、見るポイントを決めてじっくり見ています。
ざっくりですが、この様な形で鉄道の知識を深めています。
中でも③の現地現物現実が好きですね。やっぱり本物が良いです。
車両毎に異なる車内の匂いだったり走行時の音など、現地で無いと知れない事はあるので好きなモノは好きな形で知識を吸収するのが良いかと思います。