鉄道書籍の買取り『日本の軽便鉄道』
立風書房『日本の軽便鉄道』を出張買取りでお譲り頂きました。
●日本の軽便鉄道の歴史を網羅した一冊
軽便鉄道を少し説明させて頂くと、軽便鉄道とは今の遊園地で走っているくらいの大きさの機関車が当時人の足として村から村へ人の移動手段して活躍していました。
運営も国、村などでは無く地元の民間企業が担っており現在の旅客鉄道会社の基礎となった小さな村の鉄道会社です。
軽便鉄道同士の合併に次ぐ合併で今の私鉄が誕生しています。
昔の日本にはそんな小さな小さな鉄道会社が日本中に存在していました。
日本の鉄道の歴史は明治5年に新橋〜横浜を蒸気機関車が走ったと言う事が最初ですが、その後民間企業が海外から機関車を輸入したりして日本各地で鉄道が走る事になります。
●日本全国の軽便鉄道を一冊にまとめた資料
この本は北海道から沖縄までの軽便鉄道の詳細を綴った貴重な書籍です。
書籍と言うよりも資料としての位置づけかもしれません。
全国の軽便鉄道を網羅しており、現在では現存しない軽便鉄道や沖縄での鉄道事業にまで精通しています。
●沖縄に鉄道が走っていたのを知っていますか?
はなしは少しそれて現在の沖縄における車以外の交通機関と言えば『ゆいレール』ですが沖縄県営軽便鉄道と言う鉄道が那覇を中心に嘉手納や与那原、糸満までを結んでいた貴重な記録なども収録されています。
●日本の鉄道史で避けては通れない軽便鉄道の歴史
国鉄時代の車両などの詳細はある程度残っていたりしますが、軽便鉄道となると100年以上の歴史があり不明点など多くなってしまう部分もありますが、モノクロ写真を多用して当時の雰囲気を今に伝えています。
●軽便鉄道資料買取りのまとめ
鉄道書籍・資料と言う括りでも最新式の新幹線の書籍や世界の鉄道にフォーカスしたものなどたくさんありますが、鉄道書店では軽便鉄道と言う日本の鉄道の歴史を作った鉄道の書籍・資料の買取りもおこなっております。
もしご自宅に気になる書籍・資料がありましあら鉄道書店までご相談下さい。