硬券の買取りワンポイントアドバイス(輪ゴムを使った保管は辞めましょう)

■硬券をまとめる時は『輪ゴム』を使うのは辞めましょう。

今回の記事は硬券の保管方法でつよくお勧めしたい事は輪ゴムを使った保管はやめましょうと言う啓蒙ブログです。

硬券は何十年単位で保管されることのある鉄道資料になります。

なので、輪ゴムなどでまとめられて保管をされる方が多いのですが、ゆえに輪ゴムの劣化により硬券自体に劣化した輪ゴムがくっ付いてしまい、硬券もろともダメにしてしまうパターンが存在します。

どんなに貴重な硬券でも人工的な傷みが入ってしまうと買取価値は1/10以上に下がってしまう事もあります。

万が一、売却を少しでも考える余地がある場合は劣化する輪ゴムを使った保管は辞めた方が良いでしょう。

例えば、輪ゴムを使った保管の傷みはこんな感じ。

↑この様な形で輪ゴムがくっ付いてしまっている場合、どんなに綺麗に剝がしても。。。

この様に、硬券の紙自体に輪ゴムがしみ込んでしまい、これ以上は汚れを落とす事ができません(※無理に汚れを落とそうとすると紙自体を傷めてしまいます。)

■輪ゴムなど劣化しないモノでまとめる

なので、対策としては以下の対策方法をお勧めいたします。

●劣化しない袋などで保管

袋イメージ

●紙でまとめて保管

紙で保管するイメージ

●そもそも何かでまとめない

イメージ

■硬券は状態が大切です。

余談ですが、硬券が傷んでしまいテープで補強をおこなうことも見受けられますが、こちらも辞めた方が良いです。

硬券は何十年も前のモノであり、経年の劣化や多少の傷みなどは、問題ありませんが人工的な修復については価値が落ちてしまう要因に繋がります。

傷みがある場合は、その傷みもアジの一つとして楽しみ蒐集活動をされる事をお勧め致します。

鉄道書店では、硬券の買取りをおこなっております。

万が一、上記のような傷みのある硬券があっても捨てずに一度買取りのご依頼をお願いいたします。

他店では断られてしまった案件でも今までの経験則により買取価値を見出せる可能性もありますので、ご相談を頂けると幸いです。